フィロソフィ

 

ツーカーな関係

ツーカーという言葉があります。
お互いに気心が知れている、ちょっと何か言うだけでも通じ合う間柄という意味ですが
お客様とのお付き合いが長くなると自然にお互いの距離が近くなり、お客様の性格や
特性が分かり、相手の意思・意見を確認しなくても先回りして仕事を進めるように
なりがちで、お客様もそれに慣れてしまい明確な要件を伝えない事が増えてきます。
以前お客様より、「ここまでやったのであとはよろしく」というメールであったり、
他のベンダー宛のメールに「担当者(私達)から必要な情報を送らせます」といった
アバウトな内容のメールが飛んできたりしました。
そういう馴れ合いが認識齟齬や仕様誤りによる手戻りを招き、納期遅延を発生させてしまい
お互いに嫌な思いをする事になります。
この依頼のゴールはどこですか?いつまでにどこまでやれば良いのですか?
前提条件はありますか?これ、本当に必要ですか?といった当たり前の事を
普通に聞くことが出来る関係性こそが本当のツーカーなのではないでしょうか。

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