まず客観視する
仕事でも家事や子育てにおいても、基本余裕をもった行動・気持ちを心掛けていますが、いざイレギュラーな問題が発生すると、性格的なのか必要以上に焦ってしまいがちです。 以前プロジェクトの詳細設計書を書かせて頂く機会がありました。初めてなこともありタスク自体は余裕のあるものを組んで頂いていました。はじめこそ余裕をもった気持ちで取り組んでいましたが、中々上手く進まず、いざ期日が迫っていることを意識した途端焦りが出てしまい、本当はタスク的に問題ないことでも、冷静さを欠いた結果余計に余裕がなくなってしまうということがありました。 […]
私が30代前半の時ですが、最初に大規模なSI プロジェクトのPMを担当したのが、某社の「二輪販売システム再構築」でした。 二輪車販売店の全国500台あまりのF社製オフコン・システムを再構築して、自社のホストシステムに統合して乗せ換えるProjectでした。 要件定義で風呂敷を広げて開発規模が大きくなり過ぎ、新しい技術に挑戦したこともあり、開始1年以内の第一次サービスインを目指したスケジュールは、最初から遅れが出て、半年間遅れが拡大していきました。 我々開発チームは連日深夜まで奮闘しましたが、スケジュールのキャッチア […]
保守の作業をしていると毎日のように問合せや問題が発生します。 すぐ解決できるものは良いのですが、再現しない問題や解決策がわからない問題も多くあります。 調査で必要なことは、どこまで出来てどこまでわかったのかを常に明確化することだと思います。 しかし、解決までに時間がかかってしまうと回答期限が迫ってきたり、催促があると焦ってしまいます。 焦った結果、解決策もわからず、調査結果も曖昧となってしまうのが一番良くないと思います。 現在も解決できない問合せを抱えています。 現状を把握するために、まず自分の状況を客観視して何を […]
最近Reboot 良きリーダーになる為の9つの質問 という本を読んだのですが,当社のフィロソフィにも合致する素晴らしい内容でしたので紹介します。 要約すると,良きリーダの要素は能力,自己探求,経験のシェアであるとのこと。 特に自己探求,本当の自分を知るについての内容は自分の経験からもしっくり来ました。 相互理解が相手となされていない状況では歪んだ自分を相手に投影し,人間関係がこじれてしまう。 なので,悶々となる状況になったら以下のプロセスでちゃんと相手に自分の考えを伝える。 ・事実の観察(Observation) […]