依頼や誘いを断ること

仕事やプライベートで頼まれたり誘われたりする際に
なかなか断りづらいと感じた経験をしたことのある方は多いと思います。

私も仕事やプライベートで多くそのような経験をしており、
その都度、「断ったら評価が下がるのではないか?」「これを断ったら次誘われなくなるのかなぁ?」などといった葛藤の末、
Yesと返答することがほとんどです。

その結果、前職では顧客の頼み事を断りきれず、
業績や売上に関わりのないタスクを抱えて、多くの時間を消費してしまった経験があります。

そんな自分が現在頼まれ事をした際にの回答で意識していることがあります。
それは、「YES or YES,But…」で返答するということです。

これは、福田さん(CRL社長)からアドバイスを頂いたことで、
あれこれ考えて、自分からNOを言えない場合は、「YES,But…」で返答することで、
相手に依頼をするかしないかの判断をしてもらうという方法です。

例えば、提案資料を作って欲しいという依頼があり素直にYesと言えない場合は、
「わかりました。しかし現在、〇〇のタスクがあり着手が来週からになりますが、よろしいでしょうか?」というように、
自分の都合を考慮して「YES,But…」の形で返答することで、相手に依頼するか再び判断してもらい、
条件が合わない場合は相手側から依頼が取り消されることもあり、NOを言わなくてもよくなります。

仕事、プライベート問わずに「YES or YES,But…」を意識することで、
本当にやらなくてはならないこと、大切なことを優先することができるようになります。

もし私と同じように、断ることが苦手だと感じている方は、
頼まれ事をした際に、「YES or YES,But…」で返答するということを参考にしていただければと思います。

プロフィール

隅田 庄吾
隅田 庄吾
前職では、広告業界でIT企業向けにWeb広告を提案する営業職に従事。
将来の事を考え、手に職をつけたいと思い転職を決意。
CRLの「腕一本で食っていける技術者」という社是に引かれて、入社を決意。
一人前のSEになるために、日々勉強中。