これから先の人生で今が一番若い

なにか新しいことを始めるときに、遅すぎるなんてことはないと思ってます。

私は34歳でキャリッジリターンに入社しましたが、その半年前までプログラミングなんて1ミリも触れたことがありませんでした。
ずっと以前から、プログラミング自体には興味を持ってはいましたが、漠然と「難しそうだから私には無理だろう」と一歩を踏み出せずにいました。

しかしコロナ禍になって、やりたいこと、好きなことが思うように出来ない期間が続いたとき、むしろこの時間は、新しいことを始めるチャンスなのではと思いました。
そして、前職の福祉業界を辞めて、職業訓練校にてプログラミングの勉強を始め、その難しさと面白さにハマり、キャリッジリターンに拾ってもらい、現在に至ります。

確かに、34歳未経験のプログラマーは、20歳で始めた人よりも遅いスタートです。
しかし、比べる相手は他人ではなく、自分である方が考え方として健全ではないでしょうか。
もし私が44歳になるころには、プログラマー歴10年です。
対して、今さら遅いからと一歩も踏み出さずに44歳を迎えたとしたら、プログラマー歴0年です。
その差は明らかと言えるでしょう。
もちろん、44歳からプログラミングの勉強を始めても(極端に言えば100歳からでも)いいんですが、ここで言いたいことは始める年齢のことではありません。
結局のところ、今以上に若いタイミングはこの先の人生で訪れることはないのですから、なにかを始めるときに、何歳だとしても遅すぎるなんてことはないのではないでしょうか。

もしあなたが、趣味でも仕事でも「興味があるけど始められていないこと」があるのだとしたら、今すぐに、ご覧になってるこのブラウザの新しいウインドウを開いて、興味あることについて検索してみてください。
そして初心者向けの動画を見たり、入門セットをアマゾンでポチッたり、体験教室に申し込みましょう。

始める前に諦めるのは勿体ないことだと思います。

プロフィール

渡邊晴樹
渡邊晴樹
障害者福祉業界での事務のかたわら、小劇場にて舞台役者として活動。
コロナ禍で舞台に立てない期間にJavaを勉強し、34歳でキャリッジリターンへ入社。
一人前のSEに早くなれるよう精進しています。
身体に染みついた声量とイヤホンマイクの音量とのバランスを日々模索中。
高いところは苦手です。