私が最初に入社した会社で教わった、最も為になったことは「段取り八分」というものです。
建設業界でよく使われる言葉だそうですが「事前にきちんとした段取りさえしておけば、仕事の8割方は完了している」という事前準備の大切さを表す格言です。
お客様との大切な打合せやリリース作業など、様々な正念場で如何に成功させるかは、どれだけ準備ができているかで変わってくることを私は何度も経験をしました。
リリース手順書の抜け漏れや曖昧さで、リリース本番中にあたふたしたり、打合せ資料を作ったものの、いざ打合せで突っ込んだ質問をされた時にうまく答えられなかったり・・・
誰しも何かしらそういった経験があるのではないでしょうか。
また、そういった事前準備が万全にできていない時は、なんとなく不安を抱えたまま挑むことになり余計な失敗を招いたり、相手がいる場合には、それが伝わって信頼関係が損なわれることすらあるかもしれません。
念入りな準備は、本来の作業をスムーズに進められるとともに、想定外の事態やお客様からの唐突な質問にも対応ができ、十分に満足のいく結果をもたらしてくれます。
また自分自身も、その打合せやリリースに向かう心構えがしっかりでき、自信をもって事に当たれます。
準備を疎かにして本番で痛い思いをした方、今度は少し気合を入れて準備をしてみてはいかがでしょうか。
きっと自分に自信をもって本番に臨め、よい結果をもたらしてくれるはずです。
