幸運であるという選択

人間、好きなもの、好きなことには喜び勇んで食いつくものです。

ですが、苦手なことのお誘いや、好ましくない相手の話は聞き入れにくいものだと思います。

どうしたって個人の趣向や好みによってフィルターはかかるし、興味を惹かれる惹かれないというのはあります。

 

つい先日、「話を聞かない人に幸運もチャンスもやってこない」といったことを耳にしました。

その言葉自体はたしかにといった感じですが、話を聞かない・・とは話を聞き入れられない、信じられない、頭から否定すると言った意味であると感じました。

つまり自分は不幸、チャンスが来ないと言っている人は素直に受け取っていないが故にチャンスだと信じられない、気付かないだけなのではないかと。

 

たしかに取捨選択が常である社会や日常で、なんでもかんでも受け入れるというのは不可能だと思いますが、でも昔、幼いころはそうやって試行錯誤して成長してきたのではないでしょうか。

素直につかみ取る、というのはなんでもかんでも受け入れろということではなく、選択にあたって先入観を取り除き、チャンスか否かをよく考えることで、その人にとって正しく選択ができるのだと思います。

この話を「素直につかみ取る」かどうかもあなた次第です。

 

プロフィール

二方弘文
二方弘文
新卒入社した会社において「桜新町の地下工場で機械を抱いて寝る」「ボーナス8000円」「静電気ガンを手に打ち込む」「IT会社なのに半田付けをマスターする」「30連勤」など稀有な経験を積み、死を覚悟するようになる。そんな状況を変えるべく2014年冬キャリッジリターンに入社。(ちなみに入社日にインフルエンザに罹患し、入社予定日が1週間ずれる)
仕事上のポリシーは「チームみんなが気持ちよく働けること」。その信条通りの明るい雰囲気と笑いの絶えないコミュニケーションを目指しているが…。後輩曰く"最後の良心"。
加えて、お客様の話に決して嫌な顔せずひたすら耳を貸し真なる要求を引き出す傾聴力がストロングポイント。
ウィークポイントはアルコールで、某白くまアイスに入っている程度の微量でもダウンすることができる。ここ数年の悩みは後輩のイジリ”も”過激になってきていること。
現在抱いている展望は「部下を持ち、明るく楽しいチームを形成する。そして自身が悠々自適に働ける」こと、いや働かないこと。