興味を引き出す新米IT技術者業務経歴書5つのポイント 3

何業界でどんな仕事をしたのか

どんな言語を使ってきたのか? も重要ですが、どの業界の案件をやってきたのかの方がよほど重要です。
各経歴のタイトルにはどの業界のどんな仕事をやったのかを必ず書きましょう。

前回も書かせていただきましたが、人は相手に自分と同じ部分があると分かり合えると感じます。
もし今面談をしている担当者の方と過去に同じ業界の仕事をしていれば、その方は「言葉が通じるな」と安心します。

例えばこんな感じです。

【証券系リテールシステム画面改修】

実際にやったことはSEの指示のもとPHPのソースコード修正かも知れません。
しかし、証券会社に常駐し「建玉」、「出来高」などの証券業界用語を使いながらソースコードを修正しているはずです。
また、証券業界特有のレポートラインに沿ってドキュメントのレビュがなされ、品質メトリクスの報告を行っているはずです。
これらの経験はソースコード修正に付随する経験に過ぎませんが、業界の作法を知っているいうとても重要な経歴なのです。

たとえ、単体テスト支援用のExcelマクロを作っただけでも、

【電力会社料金計算システム単体テスト支援】

なのです。

何業界でどんな仕事をしたか。必ず書いてください。

次回は「その案件での立場と主なタスクは何か」をご紹介します。

投稿者プロフィール

福田信也
福田信也
現場営業に特化し、大手直請けのスマートな案件受託プロセス構築を手掛ける受託ソフトウェア会社オーナー。
5年間のサラリーマン技術者を経験した後、5人で独立。オーナー兼IT技術者としてあたためてきたアイデアを試行錯誤実践し、5次請けから始まった取引は3年後に最初の直請けに実を結ぶ。
いかに現場の技術者に”営業"をしてもらうか、直請けのSESと受託開発のスマートなサイクルを主眼とする経営を行う。IT技術者と経営者の両眼から、すぐに誰もが使え"他の外注とは違う"と感じさせるツールの開発とIT技術者向けセミナには定評がある。